2011-01-01から1年間の記事一覧

景気回復という幻想

「景気はよくならない」というエントリを書いてからもう3年になろうとしている。この3年で日本という国は混迷を一層深めているように思う。解決すべき問題は山積みの状態だと言うのに、毎年のように国のトップが変わるというお粗末な政治では何も変わらない…

コスト削減という幻想

寒くなってきたのに暖房の効きが悪い。電力事情がひっ迫しているせいで節電を要請され、エアコンの設定温度が下げられた上に稼働時間も短縮されてしまったせいだ。もともと暑がりな私には結構な話しのはずだったが、電力会社の要求に対してあまりに生真面目…

モチベーションアップという幻想

クリスマスが終わり、年末年始の休みが近づいてきた。特に予定があるわけでは無いけど、休みが間近になると心が弾む。こんな休みがあるからこそ、仕事に打ち込めるのだと思うが、世の中にはそんなモチベーションを砕いてくれる有り難い発言も存在する。その…

人材育成という幻想

組織が一個人の人生を越えての存続していくためには、組織に属する人のスキルアップが欠かせない。優秀な人材が揃えばこそ組織は存続できるのであり、その基盤が強固であればあるほど組織の競争力に繋がるはずだ。だから、組織的な学習は欠かせないし、技術…

経験を積めばスキルが上がるという幻想

組織の中では経験を積んだベテランから、キャリアを積み始めたばかりの新人まで幅広い人材がいて、そのスキルの差があるのは当然のことなのだけど、一方で似たような開発経験を積んで来ているはずなのに、そのスキルの差が大きく開いてしまっているケースも…

改善活動という幻想

開発現場では様々な方面から難題を持ち込まれてくるけど、ツールの導入で済んだり書籍の紹介程度のものがある反面、中には「自分ではやり方も知らない(しやる気も無いから)任せたい」という丸投げの案件もある。開発現場のカイゼンを進めて欲しいなんて言…

Excel駆動開発は時代遅れではないか

その昔、要求仕様やら画面仕様、シーケンス図、仕様に関する問い合わせのやり取り、バグ票、工程管理のガントチャート、議事録の類を一切合切Excelのファイルで管理している開発プロジェクトを見たことがある。各分類毎にサーバの共有フォルダにズラリと並ん…

セキュリティ確保のため仕事の効率は下がり続ける

会社でWindowsを使っていて腹立たしいのは、Windows Updateの自動更新がかかり再起動を強制されることだ。もちろん、セキュリティ上必要なことは分かっているし、適用を拒否するつもりは無いけれど、仕事の邪魔をしてくることだけは勘弁して欲しいと思う。そ…

Slim3プロジェクトをJenkinsでビルドした

Slim3を利用して作っているAppEngineのプロジェクトを、Jenkinsのジョブでビルドさせてみた。開発環境は下記のとおり。 MacOS X 10.7.2 (Lion) AppEngine 1.5.5 Slim3 1.0.13 Jenkins 1.440 手順は下記のとおり。 Jenkinsでビルドするにはant用のbuild.xmlが…

「Jenkins実践入門」を読んだ

Jenkinsの入門書が出たので早速読んでみた。Hudsonの時代からビルド作業の自動化用として使っているけど、見よう見まねで設定したものを使い続けているのが実情で、もう少しJenkinsの流儀に習って一連の作業を改善したいと思ったのがきっかけだ。内容は、Jek…

LionのTracにJenkinsプラグインを導入した

Macで動かしているTracにJenkinsプラグインを導入したので覚え書としてまとめておく。動作環境は下記の通り。 MacOS X 10.7.2 (Lion) Trac 0.12.2 (MacPorts) Python 2.6 (MacPotrts) Jenkins 1.440 MacPorts 2.0.3 Jenkins導入 JenkinsはMac用のインストー…

障害対応の工数は謎だらけ

開発現場では、新規の開発案件等に対して必要工数の見積もりを要求され、それはそれなりに難しいものが有るけれど、それ以上に難しいのは障害対応の工数見積もりだと思う。もちろん、内容を一目見て容易に原因と修正内容が分かるものがある一方で、原因の調…

改善活動を進めると収入が減ってしまう

ソフトウェア開発の現場では様々な作業が発生するけれど、コミット毎の自動ビルドや回帰テスト実行など、人間の手を介さずに実行できるものは出来るだけ自動化を図るようにしている。最近はJenkinsを始めとするCIツールや上手い使いこなし方などの情報も豊富…

後出しジャンケンに負ける時

開発の仕事を行う時にはソースコードだけではなく、仕様書、バグレポート、再発防止策まで様々な資料をまとめる必要がある。そんな情報は、通常「社内ヒエラルキーの上位の人」が確認するわけで、それはそれで組織として必要なプロセスだし、記載の問題を指…

英語だけは勉強しておいた方が良い

日々、ソフトウェア開発の仕事を進めるための道具として、英語は欠かすことが出来ない。10年前と比べても、英語が必要な度合いは非常に高くなっており、これもグローバル化の流れと関係しているのだろうかと思ってしまう。職場に新しい開発者が加わった時、…

進捗会議はなかなか進まない

進捗会議と称する打合せに参加すると、その開発チームの状況がよく分かる。「分かる」と言ってもその報告内容ではない。チームの実情をよく示しているのは、むしろ、その打合せの進め方だったりする。例えば、状況が宜しくなく、課題山積みのチームで良く見…

JAWS-UGの勉強会に参加してきた

昨日(11/5)はJapan AWS User Group (JAWS-UG) の勉強会に参加してきた。Amazon Web Services(AWS)はサーバのEC2やストレージのS3など、ごく基本的なものしか使っていないけれど、Amazonは他にも多種多様なクラウドサービスを提供している。その辺りの最新情…

LionにOpenCV 2.3.1aをインストールした

MacPortsがOpenCV 2.3.1aに対応したので、2.2からバージョンアップした。 #31818 (opencv: update to 2.3.1a) – MacPorts Macの環境は下記の通り。 MacOS X 10.7.2 (Lion) MacPorts 2.0.3 インストールは、いつものようにコマンド一発だ。 $ sudo port upgra…

インターバルレコダー「レコロ」を買った

キングジムから発売されているインターバルレコーダー「レコロ」を買ってみた。定点観測の撮影ならパソコンに繋いだWebカメラでも十分可能なのだけど、パソコンが必要なので屋外には気軽に設置できないし、電源を用意する必要もあるので置き場所が意外に限定…

現場の士気を低下させる作業指示

開発プロジェクトの実行部隊は当然生身の人間だから、感情もあるし気持ちの問題もある。いつも明るく愉快に仕事が出来れば嬉しいけど、そんな楽しいことばかりではない。忙しい現場は少々殺気立ったり雰囲気があるけれど、むしろ現場の雰囲気を台無しにして…

Jenkinsの通知をGrowlで受け取る

Windowsを使っていてMacと同じように使えるソフトが有ると嬉しくなることがある。例えば、Growlもその一つだろう。様々なアプリケーションからの通知を一括して表示してくれる便利なユーティリティだ。 Growl is the is ultimate notification system for th…

ひとりサマータイム

10月も終わりに近づき、サマータイムを実施している国に住んでいる人からサマータイム終了のお知らせが届くようになった。時差がある国の人と電話をする際には常に「現地の時刻は?」と意識しておく必要があるけれど、春と秋のサマータイム移行後はしばらく…

雑誌の総集編を買ってしまう

購読している雑誌が多いので油断していると直ぐに溜まってしまう。保管できる場所には限りがあるから、どうしても残しておきたいページは切り取って保存したりするものの、その手間や分量も結構なものになったりするので、必然的にデータ保管はPDFに頼ること…

開発者を使い捨てにする会社の話

開発に関わる種々の問題を抱えている状況はどこも似たようなものだし、開発者同士でアイデアを出し合ったり、上手くいった(行かなかった)事例を紹介すれば、互いに参考にしながら上手くやっていけそうな気もする。だから、商売云々の話は別として、開発現…

メールと闘う現代人

毎日呆れるほど沢山のメールが届く。直接の関係者ではないのに「情報共有」という名の共同責任制によりccとして送られてくるメールが多く、全て無視するわけには行かないところが痛い。メールを素早く処理するのは現代人の必須スキルだが、油断するとメール…

下流工程の軽視を憂う

仕事では英語のやり取りが必要なので、時々メールや資料の翻訳を頼まれることがある。もちろん、ネットでは無料の翻訳サービスが有るので、和訳の方は利用する人が多いようけれど、さすがに英訳の方は機械翻訳そのままの文章を送付することにためらいを感じ…

頑張って働くとはどういう意味なのか?

どういう訳か知らないけれど、日本の会社では「頑張って働く」という意味が「夜遅くまで残業して働く」ことと同じと思われているフシがあるように思う。作業時間にリニアに比例する仕事ならそのような関係が成り立つのかも知れないけれど、長い時間働けば当…

ボトルネックは開発リーダ

チーム内の作業が上手く回っていないという開発の様子を観察すると、なかなか興味深いものがある。 リーダはなぜか常に忙しい夜遅くまで残って残業するほど忙しいようなのだが、その忙しさの原因を聞いても本人の口からまともな説明は返ってこない。つまり、…

チェックリスト信仰

開発現場で問題の再発防止策を検討すると、その結論として出てくるものの一つにチェックリストが有る。曰く、このチェックリストに従って確認を行えば、同じような問題の発生を防ぐことができるし、誰でも同じレベルで作業を行うことが出来る。チェックリス…

Agile Tour Osaka 2011に参加した

昨日(2011/10/08)は、Agile Tour Osaka 2011に参加してきた。気のせいか、参加者は昨年よりやや少ないような気がしたけど、会場は熱いマインドを持つ人が集まってきており活気あるイベントだった。 Agile Tour Osaka (Japan) | agiletour.org Agile Tourは、…