2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
先週のJaSST'11 Tokyoの最後のパネルディスカッションにて、正社員と派遣社員のどちらを教育すべきか?という意味の議論があった。有益な情報を社内に持ち帰ってきて横展開してくれれば誰でも良いと言う意見が出て、これはこれで正論なので特に反対意見は無…
昨年に続き、XP祭り関西2011に参加してきた。寒い日だったけれど会場はやる気ある人の熱気が感じられ、XP関係のイベントはどうしていつもこんなに雰囲気が明るいのかと不思議になる。他のソフトウェア関係のイベントとは雰囲気が少々異なるように思う。 XP…
少々遅くなったけど今週はJaSST'11 Tokyoに参加してきたので、その感想を簡単にまとめておきたい。久しぶりのJaSSTなのでかなり期待していたのだけど、会場での予稿集配布は無し(Webからのダウンロードのみ)、事例発表のセッション数は以前に比べて大きく…
ネットで検索すれば(内容の良し悪しは別として)どのような情報でもヒットする時代なので、情報を集めるための時間的、経済的なコストは以前に比べて劇的に下がった。だから、無料の情報を検索するだけでも結構な分量が集まるし、例えばそれだけで自分のソ…
条件分岐を行うswitch処理にcase文を並べていき、最後にdefault文を書くといつも迷う。 この状態になるのは一体どんな時なのだろう? その昔、あるソフトを作っていて、そんなケースに直面したことが有る。各case文に対応したお知らせメッセージを表示すると…
組織の中で働いていると、時々理不尽で不合理的な規則ややり方に従わざるを得ないことがある。もちろん、組織を成り立たせるためにはそれなりの規律が必要だし、人が増えるほどにナニカ良からぬことを企てる人が出てくるのは人の世の常だから、ある程度の制…
開発チームとしてやるべき事は、大きなものから小さなものまで全てTracのチケットに放り込んで作業を進めている。目的は下記の通り。 作業量の顕在化チケットの更新状況を見れば、チームとしてどんな作業を進めており、どのくらいの分量が残っているのか一目…
日経エレクトロニクス(2011年1月10日号)に、自動車の電子制御系に関する安全規格ISO 26262の記事が載っていた。自動車の開発には関わった経験が無いけれど、ソフトウェアの安全性がどのように捉えられているのか興味があるので目を通してみた。ISO 26262を…
少々前の記事になるけれど、日経ビジネス2010年11月29日号にH&M(へネス・アンド・モーリッツ)の紹介が載っていた。スェーデンに拠点を置くH&Mはユニクロ同様に、商品企画から販売まで自社で行う小売企業(SPA)で、全世界での売上は1兆2000億円、フルタイム…
アジャイル開発を現場に取り入れる事例が増えてきているようだ。もちろん、アジャイル開発により成功したという事例も多いのだけど、これも「銀の弾丸」ではないから必ず成功するという保証は何も無い。ソフトウェア開発のボトルネックがウォーターフォール…
iOSにはUIProgressHUDという進捗表示用のインジケータ表示が有るのだけど、残念ながらこれは公式APIではないので、これを使ったアプリケーションはAppleに申請してもリジェクトされてしまう。画面表示だけなので自分で似たような表示を作っても良いものの、…
MacでSubversionを使う方法を整理してみた。 MacOS X 10.6.5 (Snow Leopard) サーバ まずはサーバ側。既にsvnやApacheがインストール済みなので、簡単な設定をするだけで使えるようになる。 Apache用のsvnモジュールは既に下記に入っている。 /usr/libexec/a…
自分のスキルを棚上げして、開発ツールに対する勝手な要望を出してみたい。例えば、「難解だ」「現場では使えない」と酷評されがちな形式手法(SPIN等)は、ツールでもう少し簡単に利用出来れば、適用範囲が広がるのではないかと思う。コンパイラの最適化だ…
ソフトウェア開発を行う企業の規模は様々だけど、大きな会社と小さな会社(特にIT系のベンチャー企業)で異なるのは、開発環境ではないだろうか?よく見聞きする事例として、こんなものが有る。 大企業:一昔前のパソコンと小さなモニタという貧相な開発環境…
ソフトウェア開発の現場では様々な問題が発生するけれど、その大きな原因の一つに曖昧性があると思う。例えば、開発プロジェクトにおいて、こんなトラブルに遭遇した経験が有る開発者は少なくないはずだ。 開発プロジェクトの曖昧性開発を完了させれば終わり…