生き方

生き方の戦略を考える時

新年度の始まりを目前にして、積極期な生き方を続けている知人と話し込む。世間的な尺度で見れば充分成功者に位置するはずだが、その裏では緻密に様々な計算をして動いてきたらしい。その一例を紹介。 英語は出来るけど会社は日系英語が堪能なら外資系に入る…

仕事の幅を広げるのは自分の責任

会社で開発の仕事を続けていると、どうしても知識に偏りが出てしまう。仕事で使うからという理由で専門知識が増えていくのは有り難いことだとは思うけれど、だからと言って専門家として書籍を書ける位に深い知識が身に付くわけでもないし、新しく開発した技…

追悼Steve Jobs

Steve Jobs氏が亡くなった。新しい世界を切り開いていく力を持つ偉人が、こんなにも早く亡くなるなんて本当に惜しいことだと思う。Appleのイベントの度に徹夜でストリーミング放送を見て、Jobsの強烈なメッセージに感動を覚え、そのままオンラインストアで新…

退屈な時間が失われる時

携帯電話が暇つぶしに欠かせない存在になったのはいつの頃からだろうか。昔の携帯電話はインターネットに接続する機能が無かったから、本来の目的である電話以外に使い道が無く、持ち歩いていても邪魔なことが多かった。今から考えてみれば本当に単機能な存…

元会社役員という肩書き

新聞や雑誌の読者投稿欄にはよく職業が書かれているけれど、ここで時々目にする「元会社役員」という肩書きには、個人的に嫌悪感を感じてしまう。自分自身のポジションに関してどのように書こうと個人の勝手とは言え、ここまで過去の栄光に執着するのはいか…

自分への投資は盛大に行うべき

ネットで検索すれば(内容の良し悪しは別として)どのような情報でもヒットする時代なので、情報を集めるための時間的、経済的なコストは以前に比べて劇的に下がった。だから、無料の情報を検索するだけでも結構な分量が集まるし、例えばそれだけで自分のソ…

主張があるから面白い

このブログでは日々の思いや考えたことを文章にまとめて載せているのだけど、当然のことながらその内容は私という個人の主観に基づくものだから、普遍的な内容ではあり得ない。おそらく、一つのエントリに対して「その通りだよね」と共感する人がいる一方で…

人生の残り時間を考えてしまう

会社からの帰り道、以前に会社を辞めた人とバッタリ出会った。やぁ元気ですかなどと挨拶をしつつ、互いに近況などを伝え合う。それほど長い時間が経ったわけでもないのに、双方とも周囲の状況が大きく変わってきているので話すネタが多い。彼の場合、管理職…

無駄があるから面白い

古いIT関連の雑誌を処分しつつ考えた。世の中何でも効率最優先、無駄は悪だから徹底して排除、余計なものを削ぎ落とすのが当たり前、という方向に向かっているようだ。誰のせいでもないし、誰かが命令してやっている訳でもない。たぶん、時代の流れというも…

読書の費用対効果

仕事柄、ソフトウェア開発関連の書籍にはよく目を通すように心がけている。先人の優れた知恵を学ぶことは大きな勉強になるし、自分がより良いアウトプットを出すためには、それを生み出す原動力として読書が必要不可欠だからだ。例えば、既に何度か取り上げ…

今年の抱負

遅ればせながら、仕事関係について今年の抱負をまとめてみました。 ガミガミとうるさい存在であり続けるチームの調和を重視するというヤワなグループ運営が主流という昨今ですが、そんな甘ったれた仲良しグループではソフトウェアの品質は改善しません。ソフ…

2009年の振り返り

バタバタとしているうちに2009年も終わりになってしまった。簡単に今年の振り返りなどをしてみる。 新しいものにチャレンジして習得できたものがある一方で、来年に積み残した課題も多かった。ソフトウェア開発の現場は「そしてバグだけが残った」状態のまま…

頭の中をかき回せ

こんな考え方は好きだなぁ。学生時代にこんな研究室に入っていたら、きっと人生の役に立っていたことだろうと思う。自分の守備範囲外の方面に視野を広げることはとても大切なことだ。年を取るとどうしても一つの凝り固まった考え方に囚われることが多くなり…

それは主義主張の問題

4月になって恒例の人事異動が行われる。昇格した人、そうでない人、異動した人、飛ばされた人等さまざまだけど、立場が変わって言うことが急に変わる人(←いるよね)は少々信頼できない気がする。思わず、自分の能力をわきまえているの?と嫌みを込めて聞き…

2008年も終わり

今年もいろいろ有ったなと振り返る大晦日。最近は年のせいなのか、一年の過ぎ去るのがやたらと早く感じられてしまう。つい先日初詣に行ったばかりのような気がするのだけど、これは多分気のせいなのだろう。(冷や汗)積み残した宿題の多さに呆れつつ、来年…

「忙しい」は禁句

こんな台詞を聞くことが多い。 「英語の習いたいけれど、忙しくて...」 「セミナーに行って勉強したいけれど、忙しくて...」 「.NETを習得したいけれど、忙しくて...」 物事に理由を付けるのは悪くないと思うが、それが言い訳になっているのはどうかと思う。…

その知識はタダではない

今日受けた質問いろいろ。 質問:○×はどんな仕様になっている? 私:サーバに入っている仕様書に記載されています。 質問:△▽(英単語)はどんな意味? 私:自分で英和辞典を引けば? 質問:Javaライブラリ□■のC#版はないか? 私:Javaに依存した内容ではな…

大人の見識

暇つぶしにパラパラとAERAをめくる。長いこと惰性で読み続けているけれど、昔はもう少し硬派な記事が載っていたように思う。これも時代の流れなのか、当たり障りのない(つまり退屈な)記事が多い。韓国の某芸能人のインタビュー記事が載っていたけれど、こ…

昭和的価値観

今年も研修を終えた新入社員が配属されてきた。初々しい若手社員も早く仕事を覚えて一人前の技術者になって欲しい。あまり楽ではない部署ではあるけれど、会社やお客さん、そして世の中のために頑張って欲しいものだ。せっかくの機会なので、先輩技術者とし…

直接的なリターンを求め過ぎるのでは?

仕事には直接関係しない技術書を読んでいたり、資格試験などの試験勉強をやっていると、一体何のためにそんな勉強をしているのか?と聞かれることがある。端から見ると、役にも立たないことに手間暇をかけており、かなり奇妙な光景に映るらしい。もちろん試…