2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

社員を大事にしない会社

昨日は会社を辞めていく人の送別会だった。送別会にもいろいろ有るれけれど、前向きな意志を持って辞めていくのではなく、会社側の都合による人員整理なので、出て行く方も見送る方も少々気が重い。こんな経済状況の中、再就職先が容易に見つかるとも思えず…

肩の力を抜く読書「放っておいても明日は来る」

昔から感じていることだけど、日本という国は生きていく上で少々窮屈さを覚えるところだと思う。受験や就職という競争はもちろん厳しく、それはそれで仕方ないことかも知れないけれど、一旦、出遅れたり正規のルートを外れてしまうと、何故か一人前の人間扱…

無駄があるから面白い

古いIT関連の雑誌を処分しつつ考えた。世の中何でも効率最優先、無駄は悪だから徹底して排除、余計なものを削ぎ落とすのが当たり前、という方向に向かっているようだ。誰のせいでもないし、誰かが命令してやっている訳でもない。たぶん、時代の流れというも…

全ての仕様にURLを付けたらどうか?

tracの障害チケットに目を通していたら、該当する仕様としてこんな記載が載っていた。 ○×仕様書の□ページの上から△行目に記載されている〜について... 大きな偏見だと思うけど、Word等で記載されたダラダラとした文章が並ぶ仕様書を見ると「これは要注意」と…

情報が無いから不安になる

開発プロジェクトの現場では可能な限り更新情報を集めて、その日のまとめをTracのWikiに載せるようにしている。メールで文章を流しても良いのだけど、プロジェクトへ直接的に関わらない人も「必要なら見ておいて」というスタンスなので、誰でも参照できる社…

ソフトウェア開発を俯瞰する読書「ソフトウェア開発はなぜ難しいのか」

フレデリック・ブルックスの名著「人月の神話」を題材に、ソフトウェア特有の規模の問題、あるいはその複雑性が、人間世界と実世界、そしてコンピュータ世界という3つの世界で密接に絡み合っている実情が説明されている。そんな本質的な部分を見せつけられる…

XP祭り関西2010に参加してきた

昨日はXP祭り関西2010に参加してきた。たくさんの人が集まっていたので少々驚く。時代の流れはアジャイルなのだろうか?XPやチケット駆動開発の講演より参考になった点を抜粋。 倉貫義人さん Social Change! ソニックガーデン SonicGarden 倉貫義人のブログ …

CUDAの参考書

CUDAについては既に何度か取り上げているが、日本語書籍が出てきたので読んでみた。CUDAの原理や仕組みから始まり、GPU内部で行われる処理なども親切に解説されている。サンプルコードはもちろん、ライブラリやプロファイラについての概要説明もあるので、な…

議論で必要なこと

組織として仕事を進めていく上で全員の方向性を合わせていくことは不可欠なので、様々な意見を持ち寄り、議論を重ね、検討を行い、妥協点を探って、最終方針を打ち出すことが必要だ。どれだけ深い議論を行い、確固たる結論をまとめ上げるかという点は、議論…

ソフトウェアはドンドン作れるものなのか?

景気づけなのか、やる気のあるところを見せるつもりなのか、なぜかソフトウェア開発の現場では「ドンドン作ろう」といった類の勇ましい言葉を聞くことが少なくない。 仕様をドンドン決めていきましょう ソフトをドンドン作りましょう テストをドンドン進めま…