技術志向の読書「ASCII.technologies」
最近、ASCII.technologiesの記事が面白い。昔のUNIX Magazineも悪くはなかったけれど、リニューアルしたことでコンテンツの対象範囲がぐっと広がったように思う。2009年12月号ではこんな解説記事が載っていた。
Windows Server 2008 R2の強化点
Windows 7にも入っているという「フォールトトレラントヒープ(FTH)」の名前は聞いた事があったけれど、具体的な仕組みは初めて知った。アプリケーション側でのヒープメモリの誤操作を、親切にもOS側でカバーしているとのこと。
・アプリケーションヒープを確保するときに4MiBぶんだけ余分に保持しておき、ヒープを誤って2回誤って解放するリスクに備える
・アプリケーションヒープを余分に(最大4MiB)確保しておき、確保したヒープ領域を超えてアクセスするリスクに備える。
(MiBとは何モノ?MBのこと?)
Snow Leopardの生態
64ビット対応、Grand Central Dispatch(GCD)、OpenCL、QuickTime Xについての説明が載っている。GCDを使ったプログラミング例が載っていたので是非とも試してみたい。
ASCII .technologies ( アスキードットテクノロジーズ ) 2009年 12月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/24
- メディア: 雑誌
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