忘れる人々

打合せ開始の時間を過ぎたのに担当者が来ない。招集をかけた本人が来ないのでは、会議を始めることが出来ないではないか。まさか、忘れているのだろうかと思いつつ携帯に電話してみたら、本当に打合せのことを忘れていた。なかなか良い根性をしている奴だ(怒)。

私見だが、世の中には2つのタイプの人がいると思う。

  • 約束を常に守る人
  • 約束を忘れる人

前者の人には、何を頼んでも忘れずにやってくれるし、打合せの時間を忘れることも決して無い。だからかなり安心して仕事をお願い出来る。一方、後者の人は、お願いしたことや打合せの予定を忘れてしまうことが全然珍しくない。こんな人には絶えずフォローしておく必要があり、かなり手間がかかってしまう。

約束を守る人は、そもそも全てを覚えておこうなんて思わないものだ。メモや手帳、携帯電話やネットのスケジュール表など、人間が忘れないように(あるいは忘れてしまっても良いように)ヘルプしてくれる効率的なツールは幾らでもあるのだ。それを活用しないのは、かなり勿体ない話だと思う。特に、人の上に立つリーダこそ、確実なスケジュール管理が必要だし、漏れのないToDoの把握が必要だろう。(約束を守らないリーダに誰がついていくだろうか?)

忘れることが問題ではない。忘れることを前提とした対策を取っていないことの方が問題なのだ。