技術士試験体験記〜受験対策(論文試験)編

技術士第二次試験(情報工学)において、「聞いたことはある」程度のキーワードでは答案用紙を埋めることが出来ない。どのような専門用語が出ても、最低600字の回答を書き上げる必要がある。暗記項目は「知らなければアウト」なので、頑張って覚えるしかない。でも、経験の伴わない本だけの知識というものは頭に残りにくく直ぐに忘れてしまうので、何度も繰り返し覚える必要がある。この辺は現場主義の経験が多いほど得をするところだと思う。

過去問を分析したところ、出題の時点において、広く普及して一般的になった技術用語よりも、その一歩手前の「専門家なら知っている」位のやや先進的な用語が良く出ているように感じた。情報処理試験で出てくるような典型的な用語はあまり出てこないようだ(答えられて当然と言うことか)。下記のような情報源を辿れば、勉強すべきネタやキーワードは幾らでも出てくると思う。

実際のところ、試験対策としてピックアップしたキーワードは試験に全然出なかった。今回覚えたことが役立つのはまた別の機会になりそうだ。所詮、試験勉強なんてこんなものかも知れない。