面倒だからこそチャンスがある

ソフトの仕様についてプロジェクトメンバーと打合せ。

私:「…という案はどうだろう?」
同僚:「面倒くさそうだな。○×の運用とか、△□の保守とか」
私:「その分、ユーザは楽を出来る。だからこそビジネスチャンスがあるのでは?」

ユーザ側からみれば「面倒くさい何か」を解決してくれるからこそ、新しいサービスを導入したり、製品を購入してくれるのだと思う。その分、提供する側の作業負荷は増えるけれど、お金をもらっている以上、それは仕方がない。

作り手の論理で言えば出来るだけ「手離れの良いもの」を出したいが、サービスの内容によっては必ずしもそう上手くいくとは限らない。ライバル会社も当然同じことを考えているはずだ。手を出していないところを見ると、やはり後々の手間を嫌っているのかも知れない。でも、皆が面倒だと嫌っている所にこそ、実はビジネスチャンスがあるような気がする。