MercurialをNetBeansで使う
今までCVS, VSS, Subversionは使ったことがあるけれど、最近の流行は分散構成管理らしいので手始めにMercurialを使ってみた。詳しい使い方は下記のサイトに載っているが、今回は手っ取り早くNetBeansのGUIから試してみる。
- Mercurialからのリンクを辿って、Mercurial binary packages for Windows and Mac OS XよりMacOSX用のバイナリ"Mercurial-1.0.2-py2.5-macosx10.5.zip"をダウンロード。
- Macの通常のインストーラなので、そのままインストール。
- > 下記のバージョンが表示されることを確認。
- NetBeans 6.1にて「バージョン管理 > Mercurial > プロジェクトを初期化」を選択。
- > リポジトリが作成される。
- プロジェクトを選択状態にして「バージョン管理 > コミット」を選択。
- > 入力画面が表示されるのでメッセージを書く。
- 「コミット」ボタンを押す
- > リポジトリにコミットされる
[green:] me% hg -v
Mercurial Distributed SCM (version 1.0.2)
この後の使用は、他の構成管理と同じ。ソースコードを変更したらコミットすればよいし、変更箇所を確認したければ履歴を参照すればよい。集中管理型の構成管理とは異なり、リポジトリの事前準備をしなくても、IDEからいきなりリポジトリを作って履歴管理を使えるのが分散管理のメリットの一つかも知れない。取りあえずローカル環境での履歴を取っておきたい場合でも便利に使えるだろう。Windows環境では、TortoiseSVNでお馴染みの亀さんが登場したTortoiseHgがGUIツールとして用意されている。
分散管理されているリポジトリのマージや、既存のSubversionで管理しているプロジェクトとの併用についてはこれから試してみよう。