技術士の会合に参加
技術士の会合に参加してきた。部門を問わず地元の技術士が集まるという会なので、当然のことながら建設や土木関係の人が多く、情報工学部門は少数派。業務上の繋がりは今のところ全く無く、おそらくこれからも関係するとは思えないので、かなり儀礼的な意味合いが強い参加だった。しかし、土木部門関係の人の話は、矛先が国や県の土木行政に向かうので面白い。曰く「○×トンネルの建設計画が中止になったのは納得できない」「▽△橋のメンテナンス予算が下りないので酷い状態になっている」等々。普通の民間企業に所属する自分の立場では、いかにお客さんの満足度を上げるモノ作りをするかという方面に話は進むのだけど、建設分野では逆にお金を出す顧客(役所)を批判の対象にするのですね。皆さん、それぞれの立場で不平・不満をたくさん抱えている様子でした。
なお、参加者の平均年齢が高いことにはかなり驚く。いくら一流の技術者集団とは言え、定年前後の年配の人ばかりで良いのかと心配になってしまう。こんな会合の様子を見せられたら、若い人は敬遠してしまうのではないだろうか?同世代の参加者と「今度、青年分科会を作りましょうか?」と半ば真剣に相談するのでありました。