Kindle Paperwhiteを買った

先月、iPad miniを買ったばかりだけど、今回はKindle Paperwhiteを購入してみた。お値段は7980円。価格も端末のセグメントも異なる製品なので同列に比較するのは無謀だけど、両者を並べて使ってみると、こんな印象を受けた。

  • Kindleは手のひらサイズ
    iPad miniiPadに比べたら充分に小さいと思うけど、Kindle Paperwhiteは更に一回りほど小さく、少々大きめのコートのポケットならそのまま入りそうだ。滑り止めの加工も手に馴染んで持ちやすい。
  • 表示はそれなりにキレイ
    E Inkの端末を使うのは初めてなので、これがどのレベルに有るのか不明だけど、縦書き表示の日本語フォントも滑らかに表示され読みやすい。但し、全般的に表示ムラが有るように感じられるので、何となく薄汚れた新聞紙を読んでいるような気分になる。(ゴメン)
  • モノづくりはやっぱり米国製
    ディスプレイの表示品質や操作性などをiPadと比べるのは論外だけど、値段を考えればそれなりに頑張っていると思う。感心するのはこのスペックをこの価格で製品化してしまうことであり、国内メーカーならきっと発売前に各部門からクレームが出るようなモノづくりだろう。良い意味で、割り切り方が上手い製品だと思う。

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

期待の電子書籍Kindleで読んだらどうなるか試しているけど、ディスプレイの大きさが文庫サイズに近いので小説を読んでいると最も落ち着くように感じる。新聞や週刊誌のような組版の文章を読むには、やっぱりもう少し大きなディスプレイが欲しくなりそうだ。なお、E Ink特有の画面リフレッシュは、気にならないと言うと嘘になるものの、慣れの要素もあるのではないかと思う。この辺はもう少し使い込んでから再度検証してみたい。

なお、Amazonでは格安の自費出版も出来るそうなので、その辺りの手順やツール類も色々と調べている。試しにこのブログの記事をまとめて電子書籍化してみたいのだが、残念ながらボタン一発でAmazon電子書籍コーナーに並べてくれるサービスはまだ無いらしい。今後のサービス拡充に期待したい。