MacOSXのTracを1.0にバージョンアップした
MacOSXで運用しているTracを0.12.3から1.0に更新した。動作環境は下記の通り。
Tracの更新はいつもの様にコマンド一発で完了。
$ sudo /opt/local/bin/port upgrade trac
下記のコマンドで既存のプロジェクトを更新した。
$ /opt/local/bin/trac-admin-2.6 traconmac upgrade $ /opt/local/bin/trac-admin-2.6 traconmac wiki upgrade
念のためバックアップを取ってから更新したけど、特に問題なく正常に起動した。久しぶりのメジャーバージョンアップなので変更箇所が多く、その一覧は下記で確認することが出来る。
使ってみて気がついた点は下記の通り。
- Gitが標準でサポートされた
- 管理画面でデフォルトのタイムゾーンを指定できるようになった
- 日時表記の文字化けが(ようやく)修正された
- チケットの属性を一括して変更できるようになった
- チケットのコメントがスレッド表示できるようになった
- Wikiでワークフローの図を記載できるようになった(GraphvizPluginに類似)
- リポジトリブラウザでリビジョンのグラフが表示されるようになった
- 次・前マイルストーンのナビゲーションが追加された
- UIデザインが更新された(少しモダンな雰囲気になった)
- 管理ページのレイアウトが変わった
しばらく更新が無かったTracだけど、バージョンアップが無事に(やっと)出てきたのは嬉しいと思っている。