iPhoneのバックアップ処理にはまる
iOS 4.3.3 Software Updateが出ていたので手元のiPhoneを更新することにした。
しかしながら、iTunesで同期させようとすると、いきなり下記のエラーメッセージが表示されてバックアップに失敗してしまう。もちろん、iOSの更新も出来ない。(冷や汗)
MacやiPhoneを再起動しても、USBケーブルを取り替えても状況は変わらない。そこで、コンソールを確認したところ、下記のようなエラーログが出ていた。
2011.5.5 13:58:36 [0x0-0x2d02d].com.apple.iTunes[508] Exec for child /System/Library/PrivateFrameworks/MobileDevice.framework/Versions/Current/AppleMobileDeviceHelper.app/Contents/MacOS/AppleMobileDeviceHelper failed or inexplicably returned 2011.5.5 13:58:36 [0x0-0x2d02d].com.apple.iTunes[508] Parent: Can't write length for data 2011.5.5 13:58:36 [0x0-0x2d02d].com.apple.iTunes[508] Parent: Can't talk to child 2011.5.5 13:58:36 [0x0-0x2d02d].com.apple.iTunes[508] Exec for child /System/Library/PrivateFrameworks/MobileDevice.framework/Versions/Current/AppleMobileDeviceHelper.app/Contents/Resources/AppleMobileBackup failed or inexplicably returned
AppleMobileDeviceHelperやAppleMobileBackupとは何ぞや?と思いつつ、該当ディレクトリを確認してみたところ、そのようなファイルが存在しないと分かった(オイオイ)。
現在のシステムはSSDに換装後、MacOS Xのみをインストールして、そのままTime Machineからアプリケーション類を根こそぎリストアしたものだ。そのため、本来ならアプリケーションインストール時に導入されるはずのフレームワーク類がうまく入っていない可能性がある。(これは推測)
試しにiTunesをAppleのサイトからダウンロードして再インストールしたところ、無事にiTunesでバックアップ出来て、iOSのバージョンアップも成功した。Macの場合、アプリケーションインストール時にフレームワーク類も追加・更新されることが多い(特にApple製のソフト)ので、問題発生時にはソフトの再インストールが解決策の一つになることが多いようだ。