MacOS XのJavaアップデートとAppEngine SDKの問題に対処した

MacOS XにてJava SE 6 Update 4 for Mac OS Xを適用して以来、AppEngineのSDKを使おうとするとdev_appserverの調子が悪い。どういう訳か不明だが、SDKとの相性が悪いようだ。次のSDKのアップデートで直るとは思うけど、現在進んでいる開発が進められずに困っている人も多いはずだ。

既に、OpenJDK1.7を使うという対策案が紹介されている。

この方法をとっても良いのだけど、JDKの入れ替えは少々面倒だ。もう少し簡単な方法がないかと思っていたら、Issue 4712へのコメントとして、JavaForMacOSX10.6Update3.dmgをインストールし直すという方法が紹介されていた。

Instead I downloaded Java Update 3 .dmg file from: http://supportdownload.apple.com/download.info.apple.com/Apple_Support_Area/Apple_Software_Updates/Mac_OS_X/downloads/061-8453.201019.Jva3w/JavaForMacOSX10.6Update3.dmg and used Pacifist to open the .dmg file and selected 'Install to default location' to override the files installed with Java Update 4.

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具体的な方法は下記の通り。

  1. 下記のサイトからJavaForMacOSX10.6Update3.dmgをダウンロードする。
  2. 下記のサイトからPacifistをダウンロードする。
  3. JavaForMacOSX10.6Update3.dmgをマウントする。
  4. Pacifist.appを起動し、「パッケージを開く」メニューから、上記でマウントしたJavaForMacOSX10.6Update3.pkgを選ぶ。
  5. ツールバーから「インストール」を選んでインストールを行う。(全て上書き)

単にJavaForMacOSX10.6Update3.dmgをマウントして通常のインストールを行おうとすると、バージョンチェックに引っかかってしまうが(既に新しいバージョンがインストール済み)、このツールを使うとチェック無しに強制的にインストール出来る。この状態で、無事にdev_appserverが起動するようになった。素晴らしい解決策に感謝!



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