DoxygenとPlantUMLを組み合わせて使う
以前にTracのプラグインと連携させて動かしたPlantUMLを、今回はDoxygenから使ってみた。下記のサイトに概要が載っているので分かると思うけど、目標は「ソースコードのコメントに書いた記述に従ってPlantUMLにUML図面を生成させ、これをDoxygenが出力するHTMLの中に含める」ことだ。
動作環境は下記の通り。
- MacOS X 10.6.4 (Snow Leopard)
- MacPorts 1.9.1
- graphviz @2.26.3_2 (MacPorts)
- doxygen @1.7.1_0 (MacPorts)
手順は下記の通り。
$ export GRAPHVIZ_DOT=/opt/local/bin/dot
/** * @brief Do something here. * @image html "../image/doSomething.png" * * @cond * @startuml doSomething.png * * Foo -> Server: Request * Server --> Foo: Response * * @enduml * @endcond */
- 下記のコマンドを実行して画像を生成する。
- -o: 画像が出力されるフォルダ。上記のコメントに書いたパスと合わせておく。
- -r: ソースコードのフォルダ。
$ java -jar /path/to/plantuml.jar -v -o /path/to/project/doc/image -r src
- いつも通り、Doxygenを実行してドキュメントを生成させる。
$ doxygen
- 生成されたHTMLの表示例は下記。
UMLのシーケンス図やステートマシン図など、コードを理解する上で有益な情報を記載しておくと便利だと思う。
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