Trac0.12の便利な機能
前回はTrac 0.12の更新を行ったので、今回は新しい機能を紹介してみたい。メジャーバージョンアップなので新機能が多数含まれている。詳細は本家の情報を参照してもらうとして、ここではユーザーにとって嬉しい改善点をピックアップしてみた。
Highlights
TracDev/ReleaseNotes/0.12 – The Trac Project
- Translation of Trac in your language, using Babel.
- Multiple Repository Support per environment
- Improved Wiki, more powerful syntax and nicer user interface with automatic preview in side-by-side editing mode
- Improved Ticket user interface, with editable comments and automatic preview
- 英語版でもほとんどの表記が日本語化されている。(wikiページを除く)
- チケットへのコメント入力と同時にプレビューが表示されるようになった。
- チケットの報告者、担当者、コンポーネント、キーワード等のリンクが効くようになった。(カスタムクエリへのリンク)
- タイムライン表示で更新者のフィルタが効くようになった。
- wikiのページ名を変更出来るようになった。
- レポート表示画面で1ページに表示するチケット数を指定出来るようになった。
- チケットへの既存のコメントを編集出来るようになった。
既知の問題
- 日付の表示が乱れる
-
- 既に本家のチケットには入っているようだ。
- #2182 (configurable date and time formats) – The Trac Project
全体としてかゆいところに手が届く機能追加がたくさん有り、かなり便利になってきているように思う。細かな不具合は残っているし、マイナーバージョン版は間もなく出てくるはずだけど、それまで待てない人は試して良いと思う。
Bug fix and maintenance release.
Milestone 0.12.1 – The Trac Project
Tickets coming from 0.12 which are not essential for the 0.12 release itself but are nevertheless deemed high priority for the maintenance cycle.
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