これでも技術士?

技術士情報工学)というと何か凄い技術を持っているように聞こえるけれど、実は大したことない人もいる。技術士試験は難しいしパスするのは大変だけど、実際の技術士をみると「こんなレベル?」と驚くことも少なくない。以下、実際に見聞きした技術士の例。

  • 動的な配列のソフトを作れない
    固定長配列のソフトしか作ったことがないので、動的配列の作り方はもちろんのこと、説明を聞いても「配列を動的に作る」概念そのものが理解できない。
  • UMLの図面をExcelで描いている
    単なるお絵かきツールの代わりとしてExcelを使い、UMLを描いている。専用ツールでUMLを描いた場合に可能となる論理検証やモデル検査、ソースコードの自動生成なんて知らない。
  • Javaを知らない
    昔習ったC言語を使って技術指導をしているので新しい言語は使わない。JavaRubyなんて全然知らない。

業界や業務分野が異なると開発手法も異なるとは言え、この程度の基本技術を知らなくてどうする?少々偏見が混じっているかも知れないけれど、技術士「以外」の勉強会の方がレベルは高い気もする。技術士資格に淡い幻想を抱いていた方、実状を分かってもらえました?所詮、技術士なんてこんなものかも知れません。