日付の表記はややこしい

2013年の仕事が始まって1週間が経つというのに、年を書く時には時々「2012年」と書いてしまうことが多い。ようやく2013年という書き方に慣れた頃にはもう2014年が始まっていたりするわけだが、そんな風に時代の変化に追いついていけなくなってしまったら歳の証拠なのだろう。(たぶん嘘)

最近のかな漢字変換は賢くて「きょう」と入力すると「2013/01/12」と変換してくれるし、「いま」と入力すると「午前11時31分」と変換してくれる。誰が考え出したのか知れないけど便利な仕組みだ。そのうち「ここ」と入力したらGPSから拾った今の住所を入力してくれたり、「いまのきもち」と入力したらユーザの気持ちを読み取って「くたびれている」と変換してくれるようになるのかも知れない。なんせ面倒な作業を賢く片付けるのがコンピュータの役割のはずだ。きっと誰かが作り出してくれるに違いない。(やや期待)

メールや文書に日付を書く際には常に年を記載するようにしている。単に「1/12」と書いても今の時点では事足りるのだけど、何年も過ぎてから「1/12」を検索すると2012年だけではなく、2011年やら2013年の1/12までも拾ってしまい、ノイズが多すぎるのだ。日時は手軽に使えるIDの1つだと思うけど、さらに便利に使うためには、後々の利用まで考えた上で使うことが効果的なのかも知れない。

さらに、手書きの場合、"1"と"/"の区別がつかなくなるとまずいので(例:下手な文字では「2013/1/11」と「2013/11/1」の区別が付かない。泣)、"/"の代わりに"-"を使って"yyyy-mm-dd"形式で書くようにしている。こちらは検索することが無いので後の利用よりも、誤読の可能性を減らす方を優先させるわけだ。

なお、そんな姑息なルールを徹底しても、異なる文化では通用しないことが有るのでまたまた厄介だ。国によっては"mm/dd/yyyy"とか"dd/mm/yyyy"の記載方法が有るので、日本国内では普通に通用する"yyyy/mm/dd"が通じないのだ。

「12/11/2010」が11月12日をさす場合もあれば12月11日をさすこともある。年を略して「12/11/10」なんて書かれたら訳わかんない!英語の厄介な欠陥ですね。

英語での日付の書き方 - 英語での日付の書き方は、「日、月、西暦」の順ですか?... - Yahoo!知恵袋

こうなると仕方ないので、誤解を招かないために「Jan 12, 2013」という書き方になり、これはこれで無事に通用するものの、今度は「2013/01/12」で検索してもヒットしなくなってしまうので後の利用が不便だったりする。「2013/01/12」を検索したらその意味を賢く解釈して「2013-01-12」や「Jan 12, 2013」も合わせて探し出してくれるシステムの登場を切に願っている。(既に有るのだろうか?)



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