TracにTagsPluginを追加する
Tracでwikiページやチケットの数が増えてくると、その分類・検索の手がかりとしてタグの利用は欠かせない。そのためのプラグインとしてTagsPluginを入れた。TagsPluginは下記のサイトから配布されている。
easy_installを使えば一発でインストール可能だ。
% easy_install http://trac-hacks.org/svn/tagsplugin/tags/0.6
でも、現在のバージョン(0.6)では少々問題が有る。例えば「iPhone」というwikiページが存在する場合に「iPhone」というタグを他のwikiページやチケットに設定しておくと、タグリスト画面でiPhoneをクリックした時にいきなりiPhoneのwikiページへジャンプしてしまうのだ。そうではなくて、iPhoneというタグが設定されているwikiページやチケットのリストが表示されるべきだろう。実際、iPhoneというページが存在しない場合はリスト画面が表示されるのだから、wikiページの有無に関わらず同じ動作をして欲しい。
同じことを考えている人はいるもので、既に同内容のチケットが上がっており修正のパッチも添付されていた。
このパッチを適用してからプラグインをインストールする。
% patch tractags/api.py < wiki_page_link.patch % sudo /opt/local/bin/python2.6 setup.py install
プラグインはtrac.iniの設定を参照しているので、下記を追加しておく。（存在しない場合のデフォルトはTrueなので、上述のようにwikiページへのリンクになっている）
[tags] wiki_page_link = false
この状態なら期待通り「同名のwikiページの有無に関わらず、タグを含むリストを常に表示する」状態になる。有用なパッチを作ってくれた人に感謝。
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