思考停止な人々

今日、思考が停止していた人たち。

  1. 上司
    メールの回答がトンチンカンだったので直接聞いてみたら「未読メールが200件溜まっているので片付けている」とため息混じりの返事。たくさんのメールの波が押し寄せてくるのは今の時代では当たり前。これをいかにテキパキと片付けていくかが重要なのだ。未読メールの件数は、自らの処理能力を端的に示しているような気がする。返信の数だけはどうにかこなしているようだけど、その内容について話が出来ないなんて、あなた大丈夫?
  2. ソフト開発担当者
    「△という理由により、バグを見つけることが出来ませんでした」との発言。自分でテストコードを書いて動作を検証してみれば、すぐに分かる不具合なのだけど?バグの発生をいかにして防ぐか?という姿勢を取ったことがないのか?長年ソフトを作ってきてもバグの発生率を低下させることに失敗しているのなら、それは進歩のない証拠でしょ?単体テストすら導入できないなんて、品質改善に対する抵抗勢力になっていない?
  3. テスト担当者
    メールの返信にて「○の制限があるので、×の機能はテストできません」との回答。えーと、私が送ったメールには、その後ろの方に「ただし、...」という回避策が書かれているのですけど?人のメールを読んでいないのか?あるいは読解力の低下はここまで来ているのか?今さらながらに学生時代の「国語の試験」の存在意義が分かったような気がする。日本語でやり取りできないと、仕事も満足に進みません。ブリッジエンジニアとしてきているインド人の方が、ずっとまともな日本語でコミュニケーション出来ると感じてしまう。

妙に疲れる一日であった。