プロセス改善という迷宮
定例の品質改善会議に出席。ソフトウェア開発では、それなりに経験と実績のある人達ばかりが集まっているので鋭い指摘も出るのだが、その一方でどーでも良い昔話が出てきてしまうので、話はなかなかまとまらない。よくよく考えてみれば、同じ話を何度も繰り返しているような気もするし、ベテラン開発者の自慢話で終わっているような気もする。そんな訳で私の指摘:
- 堂々巡りの議論ばかり続けても仕方ないから、ある程度の目星が付いたら実行に移すべきではないか?
- 全員の意見が一致する事なんてあり得ない以上、適当なタイミングでエイヤッと決断する必要があるのではないか?
- 議論することも大事だが、実行に移すことはもっと大切ではないか?
...等々。しかし、こんな主張に賛同する人に限って何も自分では決定できないし、実行力が伴わない。プロセス改善に向かう姿勢は立派だと思うけど、出口のない迷路をひたすら彷徨っている気もする。困ったものですね。