ソフトウェア開発者の問題点

  • 社外との接点がないため、他と比較した自分のスキルレベルや自社の技術水準を知らない。
  • コミュニケーション能力不足のため、自分が作ったソフトについて設計の方針、開発の意図を他人に理解させることが出来ない。
  • 自分がどのようなキャリアパスを持とうとしているのか、考えることが出来ない。自分の人生が会社任せになっている。
  • ソフトウェアをモジュール化して考えることが出来ず、常に一枚岩のソフトになってしまう。
  • 対象を抽象化して把握する能力が無く、特定の製品に依存した処理がコア部分に入ってしまい、いつまでも修正と変更を引きずってしまう。
  • 不具合を無くすための工夫が出来ず、品質保証部門でのデバッグを前提とした開発を行っている。
  • 中長期的な視点に立った開発が行われていないため、似たような機能を何度も繰り返し作っている。一旦開発した機能を標準化して再利用しようという意識が無い。
  • 問題に対処すれば対応完了という意識のため、問題点の本質を広い視点で捉えて理解する意識がない。
  • 昔の経験を元にした方法しか知らず、新しい技術を使えば容易に実現できることを知らない。
  • デスマーチを改善しようという意識が無い。主体的に動くことが出来ず、全て受け身の姿勢。