USBポートの電源タップを買った

USBポートを電源供給用、バッテリ充電用として使い始めたのは一体いつの頃からだろうか。キーボードやマウスだけではなく、USB経由で外部記憶装置を繋げていた古き時代はUSB本来の使い方をしていたように思うのだけど、ふと気が付けば扇風機やら卓上ライト、携帯電話の充電など、データのやり取りなんかどうでも良いから手頃な電源供給口として使うことの方が多くなってしまった気がする。

インタフェースは規格として共通化されているから、USB出力のACアダプタさえ用意しておけば、以前のような「機器固有のACアダプタを何個も持ち運ぶ」必要がなくなったのは有り難い。USBポートを考えた人がホントにこのような使われ方を想定していたのか知らないけれど、現実的な意味でなかなか便利なインタフェースだと思う。

とは言え、そんな役立つUSBポートも、利用する機器の数が増えてくると大変だ。小さなACアダプタでも、必要な機器の台数分をコンセントに繋げておく必要があるし、場所も取るし見栄えも美しくない。既に、幾つものコンセントを利用できるテーブルタップが有るのだから、同じ考え方でUSBポートを並べてくれたらずっとスッキリするし便利なはず、誰か作ってくれないだろうか?と思っていたら、同じ事を考える人はいるようで電器店でこんな電源タップを見つけた。

一つのACアダプタに3つのUSBポートが付いており、これ1台さえあれば3つの機器をまとめて使えるのだ。今まで何個もコンセントに挿していたACアダプタの台数を減らすことが出来たのは嬉しいし、少ないACアダプタでケーブルを差し替えつつ充電していた手間も減らせる。なかなか便利な電源タップだと思う。

欲を言えば、USBポート3口なんてケチなことを言わずに、5口とか10口位まとめて利用できると更に便利なはずだ。iPhonePocket WiFiエネループを充電しつつ、卓上扇風機や卓上ライト、癒し系ガジェット等を机の上で使っていると、3つのUSBポートでは全然足りないのだ(実際、同じ電源タップを2つ買って併用している)。ノートパソコンをメインに使っていてデスクトップPCのように潤沢なUSBポートを使えないユーザ向けに、更にパワフルな電源タップの登場を切に願っている。